あのんの辞典

 

 

「は」

 

 

【売国奴】(ばいこくど)名詞 日本以外の国では売国奴は速やかにその国家によって、あるいは民衆によって処理処分される。

 

【売春】(ばいしゅん)名詞 「性交の相手となること」と「経済的利益」の交換のこと。男女間で接触や交際がある場合、通常男性から女性への経済的供与がその反対より多いので、「性交の相手となること」しか提示できない女性や提示しようとしない女性は、やはりどう考えても売春婦である。

 

【売春防止法】(ばいしゅんぼうしほう)名詞 売春は「人としての尊厳を害し」ていないし、「性道徳に反し」ていないし、「社会の善良の風俗をみだ」していないのに、なぜこのような法律があり続けるのか、ちゃんと説明がなされていない。

 

【排反事象】(はいはんじしょう)名詞 一つの事象が起これば他の事象が決して起こらないときの事象間の関係を言う。二者が互いに相手を「嘘つき」や「きちがい」と罵りあっている場合、両方とも嘘つきやきちがいである可能性があるので、これは排反事象ではない。

 

【馬鹿】(ばか)名詞 これは実際に経験したことであるが、ある件に関して「一般的な話」をしていたら突然同席の一人が怒り始めた。意味がわからずとりあえずその場から出た。あとで考えてみると、どうやらその「一般的な話」を自分のことであると解釈したようである。そのときは短所・欠点について述べていた。それを自分のことを言っていると思ったわけである。これはたまらん。聞いていたら「一般的な話」であることがわかるであろうに、また、よほどの必要がない限り他の人もいるところでその者の短所・欠点を言うようなわたしではない。教訓を得た。その者が馬鹿ではないことがわかるまでは馬鹿であると措定しておこう、と。

 

【破壊】(はかい)名詞 創造や構築する能力のない者たちによって、残された表現手段として好まれる行為。ただし、創造や構築のできる者にとっては、新たな創造や構築に至る方法でもある。

 

【破壊力】(はかいりょく)名詞 量的な破壊力と質的な破壊力がある。量には量を、質には質を対応させればいいのであろうが、その前になぜこのようなものを野放しにしておくのかという根源的な問題があるものもある。

 

【馬鹿印】(ばかじるし)名詞 髪の毛に色をつけている者についている印のこと。緑の黒髪という言葉を知らないのだろう。

 

【馬鹿な真似】(ばかなまね)慣用句 馬鹿の真似のこと。

 

【馬鹿にする】(ばかにする)慣用句 人に馬鹿にされない「人を馬鹿にする方法」はまだ発見されていない。また、人を馬鹿にする者は、自分が馬鹿にされるとひどく怒る。

 

【馬鹿にするな】(ばかにするな)慣用句 多くの場合、今まで自分が人からずっと馬鹿にされ続けていたことに気づかなかった者が、自分を馬鹿にした言動等に接してたまたまそれに気づいたときに口にする言葉。そして、その者が自分が馬鹿であり続けていたことに気づかないかぎり、同様の出来事はそれからもたぶん続く。

 

【馬鹿笑い】(ばかわらい)名詞 おもしろすぎて馬鹿笑いをするときと、馬鹿笑いを装うことでなにかを相手に伝えようとする場合がある。ただ、笑いというものは笑い続けていると笑い続けることがおもしろくて笑ってしまうことがあるので、馬鹿笑いを装っているときはそのうちどちらの馬鹿笑いか自分も相手もわからなくなってしまうことがあるので注意しなければならない。

 

【履物】(はきもの)名詞 わたしが子供の頃。母はわたしが玄関で脱ぎ散らかした履物を揃えていた。わたしに脱いだ履物は揃えましょうとは一度も言わなかった。ある日、帰宅すると玄関の履物がいつものように揃えられていた。それを見て揃えられた履物はいいなと思った。それからわたしは履物を揃えるようになった。廊下から和室に入るときにはスリッパも揃えるようになった。脱いだ履物を揃える習慣のない友人宅に遊びに行ったとき、子供のわたしであったが乱雑に放置された履物のことを口にしない分別はあった。わたしが気づいたように、この家の人もいつかは気づくのだろうか。それが寿命の尽きる前であればいいね、と心の中で呟いただけであった。

 

【ハ行転呼】(はぎょうてんこ)名詞 インタネットのチャットをするようになって「こんにちわ」という書き込みをする者の存在に思わずのけぞるほど驚いた。なんじゃこの「わ」は。つまりこれは「ひらがなの書き方も知らない者がインタネットに接続している」ということか。さすがにそれはいかんだろう。知らないのも馬鹿すぎていかんし、そんな者が接続するのも危なっかしくていかん。前者は能力のなさに関する温和な苦言で、後者はしてはいけない行動に関するゆるやかな禁止である。

 

【博愛】(はくあい)名詞 衆人環視のなかで自慰を行うために利用される言い訳のひとつ。生来的に博愛であるという生物学的異常者はごくまれに生まれるが、博愛を他者に主張する者は、単に自らが偏執的自慰愛好者であるにとどまらず、精神的性的異常を他者に強要するきちがいである。宗教団体などでこの博愛を標榜する場合が多い。そのような連中に近づかないよう警告しておきます。

 

【拍手】(はくしゅ)名詞 無事に着陸して乗客全員が思わず拍手してしまうような飛行機には乗りたくない。

 

【白人】(はくじん)名詞 皮膚がきちゃない。それと、におい。

 

【白痴番組】(はくちばんぐみ)名詞 人から馬鹿にされると腹を立ててしまうような者が好んで視聴する番組のこと。しかし同じ番組であっても、人に馬鹿にされることが反省の材料となるような者によってたまたま視聴されると、反面教師としての価値が生じることもある。(→テレビ

 

【鋏】(はさみ)名詞 鋏も使いようでたいへん便利なものであることは歴史的に馬鹿が証明してくれている。ただし両方ともその巧妙な扱いには熟練が必要である。

 

【恥】(はじ)名詞 恥じることを知る者は恥じることを知らない者と争ってはいけない。すたこらとその場から逃げ出せばいい。

 

【始める】(はじめる)動詞 何も始めようとしないで何かを手に入れたいと望む者がいる。おそらくその者の親も、自分の子はしつけも教育も施すことなしに勝手に一人前の大人になると考えていたのだろう。

 

【場所】(ばしょ)名詞 なにもこんなところでしなくてもいいのにと思われる場所があるとどうしてもそこでしたくなる人たちがある割合でいる。もし遭遇しても声をかけたり驚かしたり石を投げてはいけないというのは大人の節度ある行動だが、あなたがまだ子供であったりその時だけ大人であることを拒否したいのなら自由にすればいい。もちろんその顛末をあとで詳しく友人や知り合いに話すのは当然の義務である。

 

【恥ずかしい】(はずかしい)形容詞 一般に誰にでもある感情であるが、自分が恥ずかしいことをやってしまって、「誰にそれを見られたら一番恥ずかしいか」という点については人によって違う。そしてその「誰か」がその当事者にとっての価値基準を体現している者である。ちなみにわたしは「自分に見られたら一番恥ずかしい」。生きているかぎり逃げ隠れのできないわたしである。

 

【旗】(はた)名詞 白い旗が掲げられると戦は終わり、青い旗を見ると人は缶切りを持ち出し、赤い旗が翻ると尻尾を振る犬もいる。

 

【裸の事実】(はだかのじじつ)造語 (→二つの事実

 

【発見】(はっけん)名詞 とんでもない発見をしてしまった、と何度か思ったことがある。しかし、よくてせいぜい「なかなかいいところに気がついたね」程度であったことをあとで知るのが常だった。ふう。しかしまあ、発見したと思ったときの興奮はなかなか楽しめるものだ。さすがにもう最近はまずないが。

 

【罵倒】(ばとう)名詞 批判の対象と批判のための対象の区別がつく者は、自らの影にわめきちらしたりはしない。

 

【話し相手】(はなしあいて)名詞 馬鹿はきらいだ、と言いたくないためにいま言われたことの意味に気づかないふりをしている、ということに思い至ってくれればそのうちわたしの話し相手になれたかもしれないけどねえ。

 

【放し飼い】(はなしがい)名詞 放し飼いにしてもよい生き物がある。もちろん、その生き物があらゆるものに対して危険でなく迷惑をかけない状態と環境が確保されていることが必要である。それ以外の生き物は放し飼いをしてはいけない。放し飼いをしてはいけない生き物を見つけたら皆で協力して捕獲し処分し、社会からの駆除を力強く進めよう。

 

【パロディ】(ぱろでぃ)名詞 原資料をそのまま提示したのにもかかわらず、それらがパロディとしてしか捉えられない原資料は、はたして原資料としての価値があるのか、あるいは捉えられたパロディとしての価値しかないのか。それとも、原資料でありながら同時にパロディとして捉えられるという重層的な構造の価値をもっているのか。難しいものだ。

 

【反核運動】(はんかくうんどう)名詞 なぜ反核運動に価値があるかといえば、核による人類滅亡を防ごうとする意志の表現であるからであるが、しかし残念なことに人類には滅亡を避ける努力をする価値はまだ備わっていない。反核運動をやっている連中を見れば瞭然である。

(同様に反原発もうそつきと低能の集合体である。現在も発生し続けている交通事故で死亡する者をなくすために自動車を廃止しようという運動をまずやって自動車を廃止して、その次ぐらいに反原発の運動をするのであればその運動に対して「合理的な理解」も可能であろう。しかし事実は日本に対する破壊工作として行われている)

 

【犯罪】(はんざい)名詞 年少の頃、してはいけないとされていることを敢えてすることに快感の萌芽を発見することがあったとしても、そのうちに後ろめたさや倫理の形成や理性の自然な判断でしてはいけないとされていることはしなくなるものだ。しかし、生来的に不良な人格を持っている連中は、やがてその快感を追求することに夢中になり、犯罪者という地位に至ってそこに留まろうとの努力を続ける。頭の悪い連中は法的な犯罪者となり、法的な犯罪者であることの危険を忌避する連中は人類のよりよい未来に向かう意志の持続という営為に対する裏切りを楽しむ。

 

【犯罪者】(はんざいしゃ)名詞 法治国家においては法律にふれる犯罪を犯した者。非法治国家においては支配者の許可を得ずになにかをした者。非法治国家においては支配者の明示暗黙にかかわらず許可があればなにをしても犯罪にならない。また、法治国家であっても法律の不備により野放しにされている「犯罪者」がいる。

 

【反省】(はんせい)名詞 悪いことを悪いとわかっていて行う者は、いつか反省をして悪いことをしなくなるかもしれない。だが、良いことを良いと信じて行う者はそれについてさらに反省することはない。その「良いこと」が「なぜ良いこととされるのか」を考えることもない。前者は乗り越える自己を自覚しているのに、後者はそれすら気づかない。「できあいの善」にしがみつき、乗り越える自分を持たなくてすむという逃避を安楽に置き換え、自らを欺罔する愚かな快楽にひたる。(その「良いこと」がいつか「当たり前のこと」に変化変容したのち、その「当たり前のこと」に対して反省という操作がなされるという順番でありますな。それを「良いこと」と捉えている段階では反省の入口にも到達しない)

 

【反戦】(はんせん)名詞 戦争に反対すること。不思議なことに日本で反戦を声高に叫ぶ連中は、日本に危害を加える可能性のきわめて高い組織体制国家に対しては決して反戦を表明しない。そして、日本が攻め込まれた場合に機能しなければならない危機管理体制を破壊することには熱心である。意味不明を通り越して、りっぱなきちがいである。

 

【反対意見】(はんたいいけん)名詞 反対意見の存在が自明のこととして許容されている社会と、反対意見は弾圧の対象にしかならない制度を持つ社会がある。どちらの社会を好むかによって、その者がどのような者であるかがはっきりわかる。

 

【反体制】(はんたいせい)名詞 反体制を主張する者たちの示威運動が許容されている社会で、なぜ反体制を主張する者たちはそのようなことができない体制へ向うべきだと主張するのだろうか。きちがいか嘘つきのどちらかなんだろうなあ。

 

【判断】(はんだん)名詞 とりあえず一回してから。一回で判断できなければあと二回か三回。でもそれ以上はない。

 

【判断停止】(はんだんていし)名詞 1~2世紀頃にアグリッパという人がいた。哲学史で言うと新懐疑派である。この人は五項目を述べたが、その中の二つは以下である。A「あることを証明しようとすれば、その要素全てをまず証明しなければならないので、その証明は無限に後退していく」。B「証明の基礎には仮定を置くしかない」。幾何を例にすると、「点」の定義というものがある。「大きさはなく、位置だけを示す」。厳密に定義しようとすれば「大きさ」や「位置」を定義しないといけない。「大きさ」や「位置」の定義に進み、さらにそれらの定義の定義に行く。これ、きりがない。Aである。しかたないので現代では「無定義語」という概念を使用している。「もうそれ以上そのことについては定義しない」とぶった切った。「そうだと仮定してしまえ」。これ、Bである。現代科学の基礎である数学、この数学は「定義されていない概念から成り立っている」。これを初めて知った幼い子供は「そんな無茶な」と思うかもしれない。しかしそうなんだからどうしようもない。「判断停止」の意味や意味づけは各種あるが、科学の根底にもこの「判断停止」が用いられている。1900年以上も前にあらゆる事柄の根本にこれがあることがすでに指摘されている。

 

【範疇化】(はんちゅうか)名詞 ある要素に着目した範疇化による全体の再構成という操作は新しい視点を与えてくれる。しかしこのとき、その範疇化にどの程度の妥当性があるかどうかを見落としてしまうと、環境を斟酌しない独り歩きが始まってしまう。このことを利用した目的のために恣意的に生成された範疇は、道具としての有効性とあいまって強力な武器となるが、妥当性から見てほとんどそれが幻であるのなら、有用なのは馬鹿に対してだけである。

 

【パンツ】(ぱんつ)名詞 穿くときには何も感じないが、脱がされるときには異常な興奮をともなう下着。

 

【反日】(はんにち)名詞 日本に関する事柄について、日本国や日本文化や日本人に悪意に基づき危害を加える目的で行われる態度や行動を総称して言う。中国では政治の分野に含まれるが、韓国では宗教の分野に含まれる。これは将来、中国共産党が崩壊した後には中国では誰も言わなくなり、朝鮮半島では朝鮮民族が絶滅しない限り永劫に叫び続けられるという未来の事実が示している。なお、日本においては日本の近隣国家等に愛国心を持つ者がもっぱら行う。(→愛国心)(→なりすまし日本人

 

【反日教育】(はんにちきょういく)名詞 中国や北朝鮮や韓国や日教組が行っている日本に関する教育のこと。事実の捏造が多すぎるため、教育というよりもむしろ洗脳という言葉がふさわしい。

 

【反日至上主義】(はんにちしじょうしゅぎ)名詞 この言葉を接頭辞的に遣うとたいへん理解が楽になる単語がある。この言葉に「政党」や「左翼」を接続させると指し示す対象に他の説明が一切必要でなくなる。

(この言葉、韓国に関する事柄についてすでに遣われているのをこの項目を書いたあとで知った。わたしは日本国内を想定して思いついたんだけどな)

 

【反日デモ】(はんにちでも)名詞 日本に憧れとその裏返しの憎悪を同時に持つ日本近隣の国においては、不満をその国の政府や支配体制に向かわせないようにするために利用されている祭りの一種。反政府デモの代用品。小さいうちは煽られ、大きくなっても黙認され、しかし反政府デモに転換する前には鎮圧される。利用されている日本にとっては迷惑以外のなにものでもない。ただし、日本がうまくそれを煽ることができればその国を崩壊させることができるかもしれない。ぜひ、日本政府は試して欲しい。

 

【反復】(はんぷく)名詞 それが本人の内部だけで完結しているのなら、なにも生み出さない反復はまだ許そう。しかし、他人に迷惑をかけるなにも生み出さない反復はいったいなんの意味を持ちえるのか。わざわざ意味不明の七難八苦を待ち望んでいる人は世の中にたぶんそう多くない。

 

【反捕鯨】(はんほげい)名詞 典型的な人種差別の代用品。自分は他者から尊重されることは決してないという確信の反動で、攻撃しやすそうな他者を生贄にすることで精神的な保身を試みよとしている連中に好まれる。