あのんの辞典

 

 

「も」

 

 

【妄言】(もうげん)名詞 (→恐喝用語三点セット

 

【亡者】(もうじゃ)名詞 手段を目的にしてしまった欲望の奴隷のこと。

 

【妄想】(もうそう)名詞 最も悦楽にふけることができる妄想は「存在しないものや事柄などが存在する」と信じることである。その根拠は妄想によって得られる悦楽を目的として捏造されるが、他人より自分を騙すためにいくら頑張っても論理的に成功することはない。しかしそれゆえ信仰の域まで成長し、「存在を否定する証拠はない」にまで行き着き、ここまでくるともう誰に笑われても平気である。

 

【もてる】(もてる)動詞 なに、何人にもにもてる必要はない。あんたが惚れた一人にもてればいいんだよ。との言葉で癒される人の多いことであなたも心がやすまる。

 

【物見高い】(ものみだかい)形容詞 気違を見に物干か込む(『武玉川』初編11丁)

 

【模倣】(もほう)名詞 模倣という手段は階梯に不可欠なものだが、能力の限界が模倣の範囲内でしかない者にとって、せいぜい自分がこの世界の一部を映す鏡で終ってしまうことに気づくこと程度しか得られるものはない。

 

【ももさん】(ももさん)人名 わたしの弟子であるぴょぴょの弟子。孫弟子であるな。まじめで努力家であるとぴょぴょから聞いています。

 

【文句】(もんく)名詞 人が時々間違えてしまうのが、原因と結果が別の者に属するにもかかわらず、原因ではなく結果に文句を言ってしまうことである。これは、言いやすいほうに言ってしまうという楽な方を選択しがちであるというその者の基本的な傾向が遠因になっている。物事の筋道をたてて考えるという習慣をつけることをお勧めする。

 

【問題】(もんだい)名詞 そういうことはめったにしないのだが、見込みがありそうな人がいるとつい問題を出してしまう。「最も根本的な問題はなんだと思いますか」。たまたまだとは思うがまだうまく答えられた人はいない。もし正解が戻ってきたらその次の質問はすでに用意してあるんだけどなあ。「ではその問題をどう解きましたか」。