あのんの辞典 注釈

 

 

「さ」

 

 

【悟り】(さとり)→だがしかし「悟り」とは「根拠のない確信」である。であるから、これを自慢している者は頭の中身がかわいそうな人だし、これを称賛したり、なにかいいものだと思ってやたら欲しがる者も自分がなにをしているかわからない頭の中身がかわいそうな人である。で、「悟り商売」なるものが生まれ、馬鹿が財布を開く。また、各種ある「悟り」の段階については「目的のための後づけ」である。それを目的とするなら意味もあろうが、そうでないなら分析のための参考程度にとどめておくと惑わずにすむ。