【覚悟】(かくご)→
「殺す覚悟」と「殺される覚悟」を生まれつき持っていると、青少年期に必ず問題を起こして人生を誤る。
青少年期から大人になるころに、この二つの覚悟を修練によって獲得するのがよろしかろう。
修練とはこの世界の分析と自らによる世界の再構成を通じて得られる成果を求める努力のことである。
この二つの覚悟がないと、相手を殺さなけれはいけないときにとっさに殺せないし、自分の命を使って護らなければいけないなにかを護るためにとっさに動けない。
この二つの覚悟が自分にあるかどうかを確認してから人前で大口をたたくようにしたほうがよい、との知見を得ていれば諸君は人から思慮深い人物だと思われるようになるだろう。
【賢い】(かしこい)→
その者を賢いと思うかどうかは主観的な判断であることが多いが、ここで試しに「賢いとされる者はどのくらいいるか」を考えてみよう。
賢さの程度が数値化できるものとする。ま、俗に言うIQですな。この分布は正規分布になる。
その正規分布のうち、ある範囲が「異常値」とされる。標準偏差の倍以上中央値から離れている場合である。数値でいうと、標準偏差を15とすると70以下と130以上である。ここに約5%弱が入るので、賢いほうで約2.3%である。(それぞれより正確な数字は知りたければ調べてください)
統計的に異常値とされるほど賢いのであるから、これは誰からも文句の出ない賢さであろう。100人のうち2人は明らかに賢いのであるな。
さて、平均を真ん中に置いて上下15の標準偏差の範囲には約68%入る。IQが85-115である。かなり多くの人がここに入るので、おもいっきり乱暴な言い方だがこれを「普通」としてみよう。(うん。上端と下端ではたぶん言葉が通じないほど隔たりがあるのはわかっている)
そうすると、「普通」と「明らかに賢い」にはさまれた人たちは「少し賢い」と呼ぶことができるだろう。IQ115-130。ここには約14%入る。100人のうち14人であるな。「明らかに賢い」と「少し賢い」を合わせると、100人のうち16人となる。
かなりいいかげんな区分ではあるが、めやすとして統計的にはまちがってはいない。
だいたい84パーセンタイルで「賢い」と「賢くない」が分けられるわけであるな。
これを読んでいる諸君がどの区分に入るのかを尋ねるというかわいそうなことはもちろんわたしはしないので安心してよろしい。
(注意しておかなくてはならないのは、ここでいう賢さは指標のひとつであるにすぎないという点である。ここで賢いとされる者であっても、明らかにおかしいと思われる言動をとることがある。わたしはそれを「高知能馬鹿」と分類し、「低能」の範疇に入れている)
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