あのんの辞典

 

 

「え」

 

 

【影響】(えいきょう)名詞 物理的心理的距離によりその及ぶ影響の度合いは変化する。有能であったとしても道徳を置き忘れてしまった者は避けたいし、不器用であったとしても誠実なら好ましく思って手助けができることはないかと考える。たとえ状況により物理的にはむりでも、心理的にはその影響を調節して不愉快さからなるべく離れたいものだ。

 

【英語】(えいご)名詞 日本においては、日本語がうまく話せない日本人がなぜか学びたがる外国語。英語を学んで流暢にいくら口から垂れ流せたとしても、自分が日本語で話せる内容以上のことは決して話せないのがわからないのかな。

 

【英才教育】(えいさいきょういく)名詞 すぐれた才能を持つ者にその才能に見合った教育を施すこと、ということを知らない大部分の馬鹿においては、その愚かさを継いだ子供たちに「厳しいだけの拷問を科す」という行為。しばしば隔世遺伝する。

 

【エイズ】(えいず)名詞 後天性免疫不全症候群。ウイルスが免疫細胞を破壊して免疫不全を起こす。自衛力がなくなると健康体では問題にならないような病原体が原因で死に至る。某国では自国の自衛力をなくせと主張して国を滅ぼそうと活動をしている団体があるらしい。その某国民がこの団体のことを「エイズウイルス」と呼んだとしたら、それは的確な表現である。

 

【叡智】(えいち)名詞 叡智に尊敬を払うことのできない者は叡智に好かれることは決してない。一方は能力の欠如により、一方は寛大さで互いに無視し無視される。

 

【餌】(えさ)名詞 寄生虫に餌を与えてはいけない。それがわからない低能はできるだけ早く生物であることをやめると、皆が喜ぶ。

 

【H】(えっち)名詞 性的逸脱に関して非難やののしりや軽蔑の意味で用いられる「変態」という言葉の頭文字。この「えっち」という語はこれらの意味での「変態」を指し示す。もし仮に「えっちする」という言葉があるとすれば、それは「変態的性行為をする」という意味になると思うのだがどうだろう。この言葉を使用している低能の返答を待ちたい。

 

【選んで滓を掴む】(えらんでかすをつかむ)俚諺 自分が掴んだものが滓であることに気づかない才能は一生大事にするほうがいい。間違えてその才能をなくしてしまったらとりかえしがつかなくなる。

 

【円熟】(えんじゅく)名詞 齢を重ねることが円熟への道であるような人は、知恵の泉として尊敬され慕われ人々の財産となる。その道は開放され誰でも自由に歩むことができるのに、不思議なことに醜悪へ続く道のほうが人気がある。わたしにはわからない。